江濵陽介
東京都出身、保善高校卒。京都大学文学部卒業。文学部では哲学を勉強されたらしい。
大学院からは同じ京大でも教育学部の方に移籍して国語教育を研究されたらしい。
俳優の瑛太に似ている。出身高校も同じで学年は一学年違いである。2~3日に1回くらいのペースでひげを剃るらしい。個人的には無精ひげがのびている時の方がカッコイイと感じたのだが、女子生徒には賛否あり。
若いがとにかく熱い授業を行う。雑談はされないが、解説で使われるたとえが面白すぎることがしばしばある。
授業には緊張感があり、他の授業に比べ生徒の数がぜんぜん減らない。むしろ増えていったりする非常に珍しい先生。
四色チョークでの解説は非常に分かりやすいのでペン四色は必須。
現代文の正しい授業を受ければ全ての教科が伸びるというのがモットー。
全教科に通じる思考法や、どんな文章にも通じる読み方解き方などを授業される際に師が配布される「論理的読解法」のプリント、これがとにかく秀逸。
筆者はこれのおかげで志望校に合格できた。大学生になった今も活用させてもらっている。
国公立現代文の授業では指定された添削課題の添削は師が自ら丁寧に行ってくれる。
入試本番の採点に通じる二つの基準で細かく採点されていて、一人一人の課題を分かりやすく示して授業内容につなげて下さる。平均点や最高点なども伝えてくれるので自分の位置も分かりやすい。
授業で毎回配布される解答プリントも、解答と配点だけでなく自己採点しやすいように要素が細かく示されていて非常に助かる。
最終的には受験生自身が自分の書いた答案を客観的に振り返れないといけないからという理由でそのようにされているとのことである。
秋の完成シリーズで師が入試予想問題プリントを配布されたら、入試直前にしっかり読み直しておくべきである。
筆者も受講していたプリントは京都校の国公立現代文と現代文の出席者全員に配布されていたが、実際に関西学院大学の入試問題に的中した。本文もすべてそのままで傍線部や空欄などもかなりの一致率だった。
大学入試の現代文のことなら全部見透かしているかのような凄まじさが師には間違いなくあった。
私文の授業では英数や社会ともつなげて授業をしてくれていた。
京都のJ8からでも早稲田や関関同立の合格者がたくさん出たのは、江濱先生の授業も大きかったのだろう。
だらけている生徒には非常に厳しかったのも嬉しい点の一つ。
ミスチル好きのようで、夏期講習ではミスチルのライブTシャツを毎日変えてきていた。
今年(2017年)の夏期では、一日目は先生曰く「ふつうの格好」をしてきたが、
ミスチル好きの受講者の一人がミスチルのTシャツを着て欲しい旨を伝えたところ、
二日目から最終日まで本当にライブTシャツを着てきてくれた。しかも全種類違うデザイン、リストバンド付き。
授業中は真面目だが授業外では何かとノリのいい先生である。
センター現代文で満点をとるための読解法にこだわった講習がとても良かった。最後のセンター試験、本当に満点とれました。
合格の報告に行ったらこちらが驚くくらい喜んでくれた。
- 最終更新:2020-06-02 23:44:04